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石川次郎さんインタビュー 今回僕は石川次郎さんの出演するTV番組BS朝日「亜細亜見聞録」のコーディネーターの 仕事をしました。今回のテーマは石川さんがベトナム料理研究家の伊藤忍さんの 「ベトナムめしの旅」という本を読み、その中で書かれているベトナム料理に 欠かすことのできない食材「Mamマム―魚介を使った発酵食品」を追い求めて旅をするという内容。 B:今回僕は初めてTVのコーディネーターの仕事をしました。 いろいろ配慮の足りない面があったかと思います。 どうもありがとうございました。 石:えっ、初めてだったの? B:石川さんはベトナムが好きでよくいらっしゃると聞きましたが、 今まで何回ぐらい来ているのですか? 石:30回以上は来ているよ。ベトナムに限らずいろいろな国に行ったよ。 中でもアジアの国が多いよ。
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B:どうしてアジア、ベトナムが多いのですか? 石:ベトナムに限らすアジアの国は今ものすごいスピードで経済が発展していてすごく変化が早い。 ベトナムは来るたびにどんどん成長していて昔の日本を見ているようで面白いと思う。僕達の世代は日本のアメリカの戦争 の後の混乱の日本を見ていた。その後ベトナム戦争が起こり、日本でも皆ベトナムの戦争に反対するために手をつない だんだよ。混乱の中がべトナム戦争ということで皆1つになったことに僕は興味を持ったんだ。 僕はそのような世の中の変化を同時代で感じてきたんだ。この戦争はベトナムだけでなく僕ら日本人のライフスタイルや 価値観も大きく変えたんだよ。この戦争の後日本でも新しい雑誌が次々に生まれた。こういうことがあって僕は1960年 あたりからベトナムのことがすごく気になっていたんだよ。 B:どうして今回は忍さんといしょに旅をすることになったのですか? 石:忍さんの本を読んで僕は今まで何度も来ているベトナムに僕の知らない料理がまだあることを知ったんだ。 今までもっといろいろな料理を知りたいと思いながらいつも同じ料理ばかりを食べていたよ。この本を読んで忍さんは すごいことを研究しているなあと思ったんだ。この時たまたま旅番組、アジアだけの旅の番組の話が来て、 彼女の名前を書いて提案をしたんだ。 B:そうですか。それで今回の旅はどうでしたか? 石:今まで30回以上もベトナムに来たけれど、地方へはあまり行っていなかった。行きたいと思いながらね…。 その地方へ行くきっかけを作ってくれたのが忍さんだね。今回の旅を通して思ったことは。日本人はもっと アジアを知るべきだし、アジアの人々ともっと仲間意識を持つべきだと思ったよ。いろいろな状況からたまたま 日本は他の国々よりも一足先に発展しただけで、日本だけがすごいというわけではなから。日本も昔はこんな感じだったん だよね。今回の旅を見てもアジアの人々の暮らしや食生活は日本人とよく似ているよね。地方へ行ってもの すごい清潔な厨房のレストランもあったし、家もあったし衛生状態なども経済の発展にしたがって徐々に良く なっていくと思うからもっとよく知るべきだと思う。僕はアジアの、ベトナムの成長の早さから目が離せないね。 B:番組のテーマでもあったMamはどうでしたか? 石:正直言ってはじめはすごく恐れていたんだ。Mamの臭さについていけるか?開高健の「ベトナム戦記」にも出てき Mam、興味もあったけどちょっと怖かったんだ。 B:Mamは旅行者におすすめできますか? 石:今回のTV製作チームのメンバーの中で自分が一番憶病だったよ。僕が恐る恐る食べていたのに他のメンバーは 「おいしい、おいしい」とすぐに馴染んでいたよ。日本にもMamのような発酵食品がたくさんあるからすぐに 馴染める人も多いのではないかな。旅に出たら何でもトライしてみるべきだね。食べ物の世界が広がるということは、 旅の世界も広がるということだからね。 B:今回の旅のまとめをどうそ。 石:日本のTVは雑誌を追いかけるのが普通で、雑誌からネタを探すんだ。でも僕は雑誌の人間(雑誌を作る)だったから、 僕がTV番組に関わる時は雑誌が追いかけるような番組を作りたいと思っている。今回の旅は全て自分達で 作っていったから面白いと思うよ。典型的な南部の性格のバオさんに会えたこともとてもおもしろかったよ。 ベトナム人は魅力的だよね。どうもありがとう。 B:僕もいろいろ勉強になりました。どうもありがとうございました。 185/26 Pham Ngu Lao St., Dist.1, HoChiMinh city - Vietnam
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